URLをクリップボードにコピーしました
直接参照URL:https://faq.kyoceradocumentsolutions.co.jp/Detail.aspx?id=4410
|
最終更新日 2024/04/19 |
FAQ番号:4410 |
|
WatchGuard 静的ルート【IPv4】
|
|
仕様
|
|
静的ルートは、ネットワークルーター上で手動で設定されるルートエントリです。
ネットワーク管理者がWatchGuard配下のVPNルーター経由し特定の宛先ネットワークへの経路を明示的に指定するために使用されます。
静的ルートの設定は、ネットワーク機器の管理インターフェースにログインして、ルーティングテーブルの設定を編集することで行われます。
静的ルートの設定には、ルーティング先ネットワーク、ゲートウェイ、メトリック、およびインターフェースの指定が含まれます。
・宛先タイプ :ホストIPv4、ネットワークIPv4より選択。
・ルーティング先 :ルートが適用されるネットワークの範囲を指定します。※当該WatchGuardとは異なる固定相手先またはネットワークアドレス。
・ゲートウェイ :指定した宛先ネットワークへの経路を提供するデバイスのIPアドレスです。※当該WatchGuardと同一の固定IPアドレス。
・Netric or Distance :複数のルートに対して優先順位を設定。※設定数値の低いルートが優先される。
・インターフェースの指定:ルートを適用するインターフェースを指定します。※VLANを構成時のみ指定する。
静的ルートは、特定の宛先ネットワークへの通信トラフィックを特定の経路に制御するために使用されます。
ネットワーク管理者が特定のトラフィックを特定の経路に制約する必要がある場合に便利です。
動的ルーティングプロトコルを使用できない場合や、小規模なネットワーク環境での単純なルーティング要件を満たすためにも使用されます。
静的ルートの設定は、ネットワークのトポロジーと要件を理解し、慎重に行う必要があります。誤った設定や競合するルートが存在する場合、ネットワークの通信に問題が生じる可能性があります。
静的ルートの利点は、設定がシンプルであること、管理が容易であること、およびネットワークトラフィックの制御が手動で行えることです。
ただし、ネットワークが大規模で複雑な場合や、ネットワークの変更が頻繁に発生する場合は、動的ルーティングプロトコルの使用を検討することが推奨されます。
|